落ちにくい油汚れ
あなたはよく料理をされる方ですか。それなら、どんな調理器具が一番汚れやすいかを理解されていると思いますが、中でも多くの方を悩ませているのが、『ガスコンロ』の掃除やお手入れではないでしょうか。
料理していると、必ずと言って良いほど油を使います。
油がはねて冷えると固まります。
それが蓄積していくと、汚れとなります。
このサイクルがとても短いため、ガスコンロ周りはとても定期的な掃除が必要になるのです。
しかし、なかなかこびりついて取れないのが油汚れ…そのまま力任せに水を掛けたり、布巾でゴシゴシこすったりしても意味がありませんし、故障の原因にもなり得ます。
「浮かせて取る」油汚れ
油汚れを落とす基本は、『浮かせて除去する』ことです。そのためには、ガスコンロに用いることができる、油を分解する台所用洗剤を用いて、時間をおいてから水拭きすることが一番効果的です。
掃除の見方である、重曹を用いるのも良いでしょう。
でこぼこした構造ですから、掃除がしにくいかと思いますが、徹底的に行いましょう。
また、汚れが溜まりやすいのが、『魚焼き器』の部分です。
グリルは単なる油の付着だけでなく、焦げも尽きますし、魚の脂がとても厄介です。そんな厄介な部分を掃除するために大切なのは、受け皿などの汚れがどうしても取れない場合、重曹を入れた水の中にお皿ごと付けておくことです。
100均などで霧吹きを買ってきて、スプレーするのも良いでしょう。
どちらにしても、汚れを浮かせて取る…この基本を抑えていれば大丈夫です。
最近では、いわゆる『IHコンロ』のような、フラットタイプの製品やキッチンが増えています。
掃除に関しては、こちらの方が百倍も楽であることに間違いは無いでしょう。
もしいつも汚れが気になっている方であれば、ガスコンロからIHコンロに変えてみてはいかがでしょうか。
しかし、キッチンそのものを変えるとなると、大幅なリフォームということになり、料金が高くなります。
現在では、据え付けることができるIHコンロも販売されているので、汚れが気になる方は、考えてみてください。
