洗面台の掃除方法

いつも綺麗にしていたい

皆さんは毎日自分の身だしなみを整えるために鏡を見ておられると思いますが、よく洗面台のまわりに、石けんがはねた後が白くなっていたり、何本も髪の毛が落ちていたり、付着していたりしないでしょうか。
そのままにしておくとなんだかとても不潔に見えますよね。

ここも毎日水周りを使用するために、汚れやすい場所と言えます。
石けんがはねたり、整髪料が掛かったり、歯磨き粉が細かく飛び散っていたり…挙げるだけできりがないほど、汚れが付着する、いえ、元は汚れではありませんが、目立つ汚れになりやすい要素がありますから、ここも定期的に掃除すべきでしょう。

では、どのように行えるでしょうか。
例えば洗面台周りは、歯ブラシやクシなど、用途によってきちんと分類して整理されているようにして、水がはねにくい場所に整理しておきます。

もし洗面台が狭いなら、他のスペースを用いてまとめて分類しておく方が良いかもしれません。
洗面台に収納スペースがあるなら、そういった場所も活用して、日常において使いやすい物は取り出しやすい場所に、しかしながら目立たない場所に収納しておくと綺麗になるかもしれません。

また、これは人によって異なりますが、タオル類は定期的に洗い、交換する方が好ましいです。
何故かと言うと、一度の使用ですぐに洗うのは勿体ないと思われる方もいますが、たとえ綺麗な水を拭いたとしても、濡れた段階で細菌は繁殖しやすくなります。
塗れたタオルをいつまでも使っているなら、不潔と言わざるを得ない状態になるでしょう。
ですから、手を拭いたり体を拭いたりするタオルも定期的に洗い、交換しましょう。

また、洗顔や歯磨きで汚れが付着してしまいますから、洗面台の拭き掃除はまめに行います。
可能であれば、毎日短時間で行うのが望ましいでしょう。

掃除する、ということ

では他の掃除方法に移る前に、ここで「掃除を行うこと」の本質について取り上げてみます。
掃除の本質とは、どんなところにあるでしょうか。

それは、私達の生活を豊かにすることにあります。
それはただ単に見た目が綺麗になる、ということだけでなく、いつでもさわやかな状態で生活を送ることができる、という精神衛生上の利点も持ち合わせています。

また、清潔さが掃除によって保たれることによって、病気などの予防にもなるのです。
子どもなどの大切な家族がいれば、より健康的な生活を送らせてあげることにもなります。
ただ単に「掃除」という行為が、形式的なものになってしまうのではなく、日々の生活を豊かにするものであることを意識しながら行うなら、より効率が向上するかもしれません。

そもそも掃除という習慣は、言葉は違えど昔から人々の習慣に根付いていました。
掃除の習慣については、こちらのサイトも参考になります。
>>お掃除道具の歴史【株式会社テラモト】

それはただ単に身の回りのことを片付けるといった意味合いから、それこそ「大」が付くような掃除まで、今と同じく様々な方法があったに違いありません。
今でこそ科学技術が進歩し、様々な方法で掃除が行えるようになりましたが、それでも私達の生活を支えているのは掃除を含む「家事」と呼べることであり、それが行えるのが社会人としての基本、と認識されているのも、なんら不思議なことではありません。
私達は人として、掃除を含む家事を行えるようになる必要があるのです。