床下に収納するコツ

普段使わない防災グッズを保管するのに優れた場所

多くの家の台所には、床下収納が設けられています。
プラスチック製のキットを使った床下収納もあれば、手製の大きめのスペースが確保されたものもあります。
普段はちょっと出し入れが不便ということもあって、あまり使わないものを置いておくのに適したスペースですので、よく考えて何を保管するのかを決めましょう。

いろいろな選択肢がありますが、中でも防災用のグッズを保管しておくというのは、優れた方法です。
防災グッズはもしもの時に備えて、いくつかの場所に分散して保管しておくのがベストです。
車の中や玄関の収納スペース、倉庫などに入れておけますが、床下スペースをそのうちの一つに加えて、万が一の時の備えとしておきましょう。

水に濡れないかなどをしっかりとチェック

床下収納に防災グッズを保管するのであれば、確実に保存できる場所かをチェクするようにしましょう。
たいていの床下収納はプラスチック製ですので、下や周囲からの湿気から守られているというメリットがあります。
しかし、木製などの場合は、湿気が入り込みやすいこともありますので、食品を保管しておける状態かどうかを見るようにします。

また、密封性が高いかどうかをチェックすることも大事です。
水が家の中に入り込んでしまった時に、床下収納の中にまで浸水してしまうようでは防災グッズの保管場所としてはふさわしくありません。
災害の時にも確実に保管できるところかどうかを見て防災グッズを置くことができます。

もし、水が入り込みやすい状態にあるようであれば、蓋の部分をゴムパッキンがついた密封性の高いものに替えるなどして防災用に改善することができます。
木製のものであったとしても、内部にビニールを貼って外から湿気や水が入り込まないようにすることもできます。
ちょっとした改善で、現状の床下収納を活用できますので上手に収納スペースを作るようにしましょう。

定期的にグッズのチェックを行う

防災グッズは普段使わないものですので、ついチェックするのを忘れてしまいます。
そのため、意識して定期的に確認するようにしましょう。
食品などは分かりやすいところに賞味期限のメモをしておけば、すぐに交換時期をチェックすることができます。

また、床下収納のコンディションがどうかもたまに見るようにして、湿気が溜まりやすくなっていないかどうかを確認します。
ずっと使わないに越したことはありませんが、万が一のことも考えて、いつでもしっかりとした状態を保てるようにメンテナンスすることがとても大事です。
せっかくの床下収納を有効に活用して、家族の安全を守るための手段とすることができます。