布団を収納するコツ

欠かせないもの

さて、片付けや整理というのはどうしても時間と場所を要するもので、扱っているものの体積や質量が大きければ大きいほど、多くの時間と場所を必要とします。
私達が毎日使っている、「布団」もそうなのではないでしょうか。

布団は快適な睡眠を贈るのに欠かせない道具だと言えます。
毎日といって良いほど私達はその道具から恩恵を得ていますが、いざしまう、保管するとなると、その体積や質量がとたんに邪魔な物に変わってしまうかもしれません。
では、布団はどうすれば効率よく、しかも大量に保管しておくことができるのでしょうか。

まずおすすめなのは、『布団用圧縮袋』を用いることです。
場所にもよりますが、多くの住宅では、あまり新規で布団をそのままの状態で保管しておくようなスペースはほとんどないといって良いでしょう。
ですから、圧縮袋を用いて体積を小さくすることによって、少ないスペースでも十分な量の布団を保管しておくことができるかもしれません。
どちらにしても、そのまま放っておくのではなく、ただでさえ、時間と空間を無駄使いするような道具を使ううえでは、こういった大きいものを小さいスペースにいれるような収納術が大切になります。

今多くの方がベッドを用いていますが、ベッドも部屋のスペースをかなり占領するかと思います。
それで導線が埋まってしまうこともありますので、よりスペースを確保したいなら、折りたたみ式ベッドか、ソファベッドのような製品を使われることをおすすめします。
必要ないときは折りたたむなどして収納できますし、それによって部屋全体が占領されることもなくなります。これも、先ほど述べた収納の「ポイント」に関係してきます。

「収納」すること。その2

「収納」における大切なポイントは、やはり収納するものを減らす、ということである、ということを先ほど考えました。
収納するはずのものが減るなら、収納するスペースにも困らなくなりますし、導線が増えます。
大事な物がなくなって探し回る、ということが無くなるかもしれません。
いわゆる『不要品』かそうでないかの違いは、どのくらいの使用頻度かということを考えれば判別できるといいます。

あるものは1ヶ月おきに使っているけれど、あるものはもう2年も使っていない、この2年間も使っていない方は、いわば『不要品』として処分できるかもしれません。
例えば、ある品物はこれから何年間、使うかどうか、と考えます。
また、その品物は今まで何年間、使っておらず放置されてきたか、という点を考えます。

これらを考えて、その品が本当に不要なものであるなら、収納せずに捨てる、という選択肢をとることができます。
『断捨離』をすることはとても大切なことですが、その目的にあるのが、本当に必要な物だけを『収納』する、ということにつながることを、忘れないようにしたいと思います。

安いものを何度も買い直すよりは、思い切って高級なものを買って長期間利用する方が、ゴミを出さない生き方になります。
同じように、買い直しが短い間隔のものと、長い間隔のものでは、長い間隔のものを選ぶようにしましょう。
それにより、無駄なものを持たずに洗練された持ち物だけで身の回りを固められるようになります。