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掃除の好き、嫌い

ある方は、「掃除は大嫌い」と答えます。しかしある方は、「掃除は大好き」と答えます。
この差には何が関係しているのでしょうか。

これを読んでおられる皆さんは、掃除がお好きですか。
この質問に諸手を挙げて、『はい、好きです』と答えられる方が、この日本にはどれくらいおられるでしょうか。

ある方は掃除を行うことや部屋の片付けなどに関して、こう率直に言いました。
「なぜ自分の部屋が汚れるのか分からない。
いつも綺麗にしているつもりなのに、気付いたら部屋が物であふれ、いつの間にか汚い状態になっている。」

確かに、部屋の中はいつの間にか汚くなっていることがありますね。
掃除が苦手だという方の中には、同感される方もおられるでしょう。

このように、掃除を行うことはとても難しいこと、と思う人がいる一方で、短時間でしかも効率的に、いつも家の中を掃除することが得意であり、それが趣味にすらなっている、という方もおられます。
これは、掃除をすることが好きという方の中でも、いわゆる『家事が好き』という方だけにとどまらず、いわば『清潔好き』、『世話好き』という方の中にも、掃除をするのがもはや趣味になっているという方は、少なくないでしょう。

しかし、「掃除」することに慣れていない、または面倒くさいと思っている一部の人からしてみれば、『掃除』のハードルというのはとても高く感じるもので、どうすれば自分のいる空間だけでなく、生活そのものを綺麗に保つことができるのかが分からない、という方もおられるかもしれません。
これには、育ってきた環境や、現在の生活状況などの要素によって変わることがあることは否めませんが、やはり『掃除が好き』である方々にとっては、家の中を清潔にしておくことは、ドライブに行っても、もともと決めていた目的地に、いつまで経っても車でたどり着けないぐらいに、それは問題なのかもしれません。

逆に、掃除はあまり好きではない、という方には、掃除好きの方が持っているこだわりに関してあまり理解できない、と思われる方もおられるでしょう。
こちらは、そもそも目的地を決めずにドライブしているようなものです。気付けば見知らぬところに来ているけれど、それでも身を風に任せています。

掃除の習慣

そもそも掃除という習慣は、言葉は違えど昔から人々の生活に深く根付いていました。
それはただ単に身の回りのことを「片付ける」といった意味合いから、それこそ「大」が付くような掃除まで、今と同じく、様々な方法があったに違いありません。

今でこそ科学技術が進歩し、様々な方法で掃除が行えるようになりましたが、それでも私達の生活を支えているのは掃除を含む「家事」と呼べることであり、それが行えるのが社会人としての基本、と認識されているのも、なんら不思議なことではありません。
私達は人として、そして生活していくうえで、掃除を含む家事を行えるようになる必要があり、求められてもいるのです。

掃除の変遷

そうです、「掃除」するという行為、それはすでに私達の生活の一部と言っても良いでしょう。
「掃除」という行為は遙か昔から行われてきたものですが、ある時代においては雑巾一枚ですべてを行っていた掃除が、今ではロボットに部屋全体の掃除を任せることすらできるようになりました。
時代や文化の変化に伴って、『掃除をする』ことに関する意識もその方法も、大きく変わってきたので、どの方法が良いとか悪いとかは一概には言えません。

掃除をすることは、家を綺麗に整えておくためにとても重要なことですが、中にはその方法が分からないという人も少なくありません。
さて、掃除をしよう!と意気込んでも、いざ始めるとなると、どこから始めれば良いのかが分からないのです。また中には、途中で面倒くさくなってしまって、掃除を初めてもなかなか続かない、逆にやらなければならない場所がとても多いような気がして、全部に手を付けられない…こんな悩みを持っておられる方も少なくないのではないでしょうか。

全てをいっぺんに片付けようとしても片付きませんし、いっぺんに物を整理しようとしても、結局は全体が煩雑になってしまいがちです。
このように、お掃除に関する悩みは尽きないところですが、そんなあなたにこそ、このサイトでご紹介している、『掃除』の方法を実践していただきたいと思います。

日常生活において、特に汚れやすい場所というのがあります。
例えば、毎日料理をするキッチン、毎日シャワーを浴びるお風呂、毎日使うトイレなど、そういった汚れやすくしかも目立ちやすい場所の掃除方法には、ただ単に行うだけでなく、効率的に、しかも時短になる掃除のコツがあります。

コツを抑えておけば、掃除が面倒くさくなることがなくなるかもしれませんし、楽しく思えるようになるかもしれません。
また、自分の大切な本やDVD、洋服などの細々した物品から大きな物まで、どうすれば上手に、しかも取り出しやすいように収納できるかが分かっていきます。
これから、そういった点をご紹介していきたいと思います。